人と比べない心地よさ

https://www.pexels.com/photo/person-sitting-on-mountain-cliff-1659438/

「私、自己肯定感低いんです」と言われる方が最近多いように感じられます。

正直、数年前の私もそうでした。今も時々そういう状況にはまりそうになる時もありますが、なるべく自分自身を客観視するようにしています。

先日も、クライアントの方から「自己肯定感低いからどうにかしたい」と相談がありました。

なぜか、海外にいるときはそのように思うことはあまりなかったなと、ふと気が付きました。下の内閣府のデータでも顕著にでています。

このデータで自分自身に満足しているとでている国々は“個人を大切にする環境”であることがわかります。

“みんなと同じ”や“同じ服”とかはなく。もちろん意見を言う時も、仮に言わんとしていることは同じ内容でも“自分のコメント”を必ずいいます。まったく同じはありえません。自分で考えていないということになります。

内閣府 https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

“自分自身に満足している”とは、他と比べずに、自分のありのままを受け入れているという状態ではないでしょうか。私は私、あなたはあなたでOKなわけです。

Aさんは仕事バリバリなんでもできる。でも、私は趣味のお料理で自分もみんなも幸せにしている自信がある。

まったく違う人生、背景、環境の人を、どちらがいいんだろう幸せなんだろうと、ひとくくりに比べるのは無理な話です。10人十色です。人それぞれの感じ方がありますし、どれがよいなんて、誰も言えないと思います。

自分に集中し、人と比べないのがよい環境づくりかもしれません。

あくまで、あなたは今の自分に満足しているかどうかです。

もし仮に、今の自分に満足していないのなら、何か理由があるわけです。

その理由の棚卸から、やろうと思っていてまだやりきれていないことが分かります。未消化感からモヤモヤ感がでてくるからです。未消化に感じる分野を完了できるよう物事をすすめていくのです。

一歩一歩、物事を進めるのはいかがでしょうか。

あまりにもせわしい世の中。

シンプルに考え、人と比べないで、自分を見つめる時間は、この多様化の時代を生き抜いていくうえで必要だと思います。

Spread the love