
よく目を凝らして周りを見ると、私たちの周りにはたくさんの機会が転がっている。
まるでダイヤモンドの原石のようだ。その原石をピカピカに磨くのも、何もしないのも自分次第なのだ。
機会はそのうちやってくるというわけではない。自分自身でとりにいくものだと思う。
ただ闇雲にではなく、自分にとってベストなタイミングを見計らう。
のんびり構えていると、流れる雲のように機会はどこかにいってしまう。無理なくかつ機会を見失わないうちに行動をとる。
そのうちやろうと思っていて、せっかくの機会を逸してしまった経験はないだろうか。
機会は、すべていいこととは限らない。場合によっては、自分にとって苦しいことかもしれない。苦しい経験から、考え方により、自分の人生にとって一番よい経験に転じることもある。
私事のことを書くと、留学を決めたときも、フィールド経験をすることを決めたときも、転職を決めた時も、どちらかというと楽しいと思うより、大変な環境に身を置くことになるなと腹をくくってきめてきた。
別に苦労する必要はないのでは。。と言われたらそうなのだが、自分の人生でこれをしたいという強い思いがあり、苦労を買ってでもしようと思った。
苦労に投資したとでもいいましょうか。でも、これらは私の人生でターニングポイントになった。現在の私の骨組みとなっている。
「目標の先を見る」、「自分のミッションをもつ」ことで、どんな機会をとりにいくか明白になる。すべての機会をとりにいくというより、自分自身を知ることによりもっと主体的、具体的に行動することができる。
もうアラフィフとなった今でも、子育て中のママになっても、その考えは変わらない。「しようとしてまだやっていないことは何だろう」、「自分のミッションのために次にすることは何だろう」といつも考えている。
若い時のようなフットワークやスピードは欠けてきているかもしれない。しかし、現在の私が無理せず、かつ楽しみながら、継続して目的に向かって歩いていくために、私は自分から機会を取りにいく。