自分がしたいこと、好きなことが分かっている方は幸せです。 なぜなら、やりたいことがわかっているので、目標・目的を立てやすい。一度、目標・目的が分かると、それに向かって前進できるので、達成感を味わうことができる。
しかし、自分がしたいことがわからない。将来何をしたいか考えられない。自分は何が好きなのかわからなくて不安だという方も中にはいらっしゃいます。
確かに不確定要素が多いので不安を感じることでしょう。目標・目的がなく、何をしたらいいかわからないと、達成感を味わうことも少なくなります。楽しさを感じるのが少なく感じるかもしれません。
人は楽しい!と思ったりワクワクすると、ドーパミンという脳内ホルモンが脳に分泌されるそうです。
ドーパミンとは、やる気、学習能力、運動機能といった働きをつかさどる脳内ホルモンです。ドーパミンは、物事を達成した時に、楽しいや嬉しいといった感情を与えてくれる、意欲を作るホルモンとのことだそうです。
好きなことをするときは、楽しいと感じ、それが意欲を作り、行動を引き起こす。そして、いざという時は想定以上の力を発揮することもあります。
過去にどんな時にワクワクしましたか?
趣味でも仕事でも、どんな時にワクワクしたか、リストアップしてみましょう。
私は自分の好きなことはわからないけれど、得意なことはわかるという方。
どれがワクワクして、どれがそんなにワクワクしなかったか。いつワクワクしたか。なぜワクワクするのか。是非書き留めてみてください。
「ワクワク」の語源は、“水などが地中から出てくるさまや、物事が急に現れるさまを意味する「沸く(わく)」から生まれた言葉と考えられるそうです。「沸く」は、「興味が沸く」など感情などが生じる際にも使われ、心の中から外へ激しく現れる感情やその様子を「ワクワク」と表現したものです。”
この語源を見たときに、いままでイメージしていたワクワクとはちがった、もっと情熱的なマグマのようなものを感じました。
マグマのように沸々と沸いてくる興味。そんな力強いワクワクを感じることは、きっとすごいエネルギーを使って没頭しているのですね。
何に対してワクワクを感じるのか。夢中になるものは何か。楽しいものは何か。自分の気持ちに素直になってみましょう。
ワクワクなんて感じないと思う方もいるかもしれません。 でも、自分の心に素直になり、自分自身の気持ちの動きを冷静に観察してみてください。 もしかしたら他のより少し面白いとか、楽しいとか感じる感情があるかもしれません。それがドーパミンが分泌されている状態。ワクワクする、好きなことをしている状態なのではないでしょうか。
ワクワクを感じ続けられる、好きなことに出会えることは、もしかしたら人生において、とても幸せなことなのかもしれませんね。
では。