なぜ転職したいのですか?

自分にとって仕事とは何かと客観視することで主体的な毎日を送ることができます

緊張感のある4月が過ぎ、10日間という長いGWも終わり、通常通りの毎日が始まりました。職場でもそろそろいろいろなことが見えてくる時期ですね。

人間関係、仕事の煩雑さ、ちょっと期待していたことと違うかも。。。など感じることもありますね。

そんなとき、あなたは何を思いますか?

やだなー、転職でもしようかな。。。と思うか。我慢してしまうのか。それとも、問題点を洗い出し、仲間と話し合い解決策をみつけるか。

仕事でもプライベートでも、まず問題点を客観視し、たくさんの人とコミュニケーションをし、問題解決のために行動を起こすことで、事態は良い方向に向かっていくことが多いです

もし転職したいと思ったら、まずはなぜそう思ったか冷静に考えてみましょう。

ステップアップのため、

人間関係がうまくいかない、

給与面の不満、

自分がしたい仕事とのギャップ、

またはプライベート的な理由などあると思います。

もしかしたら紹介会社やエグゼクティブサーチからお声がかかっているのかもしれませんね。

どんな状況でもまず「なぜ私は今、転職したいと、思っているのか?」、「今の職場で改善できることは何かあるのか?」などまずは立ち止まって考えてみてください。

以前、エグゼクティブサーチコンサルタントとしてたくさんの方々にお会いする機会を頂いてまいりました。

転職が過去のものと同じ理由で、転々と転職を繰り返される方々に少なからずお会いしてきました。

例えば、大学卒業後から2年もしないうちに想定していた仕事ではないという理由から転職を転々と繰りかえしたり、上司とうまくいかない理由だったり、評価・給与面が納得するものではないことが理由だったりといろいろあるものです。

もちろん履歴書にはそんなことは明記されていませんが、いろいろ聞いてみるとそういった理由が分かってきます。もし、同じ理由での転職を何回も繰り返しているのであれば、残念ですが過去からの学びが足りなかったのでは。。。と思われても仕方がないところもあります。

そして、原因を克服しない限り再び繰り返されるものなのです

なので、転職しよう!とフットワーク軽く即決判断するのではなく、どうしてわたしは今転職したいのか慎重に考え、問題克服を試みる必要があるのではないでしょうか。

なぜ「今の職場で改善できることはあるか?」と考えるべきなのか。

理由は簡単です。

転職をするよりも、自分が働きやすいと思う環境に変える可能性があるからです。

お互いのコミュニケーションにより、もしかしたら誤解だったと気づく機会があるかもしれないからです。意外とちょっとしたいざこざで、ちょっとしたコミュニケーション不足で、すぐ転職を考えてしまう方が多いように感じます。

転職活動は数か月から長い方では1年以上かかる場合もあります。そして新しい環境で、また最初から自分を確立していくわけです。新しい人間関係、新しい仕事、新しい会社のシステムに慣れるのにやはり数か月はかかるでしょう。

いままでせっかく培ってきた現在の場所を簡単に手放すのはもったいないですね。

同僚や上司とちょっとした勇気をもって話し合うことで、もしあなたの悩みを解決できるのであれば、それでもあなたはその環境から離れますか?

理由があるにせよ、たとえば2年以上同じ職場で勤続年数がないのが数回あったり、たとえば40歳代で転職回数が8回にも上るとさすがに採用担当者は「なぜ?」「理由は?」と疑問がわきます。

なぜいま転職したいのか?

なぜ転職しなければならないのか?

自分はこの仕事に向いているか?

何を成し遂げてきたか?何をまだ成し遂げていないか?

転職先では何をしたいのか?

自分のミッションは何か?

自分の立ち位置を再確認してください。

それでも転職したい気持ちが強く、自分は何がしたいのかはっきりわかっているのであれば、きっとこれからの転職活動を主体的に進めることができると思います。

問題から逃げるための転職より、前向きの転職をしたいですね。

Spread the love