自分の強みってなんだろう

いろいろな場面で「ご自身の強みはなんだと思いますか?」と言われることがあります。面接しかり、評価の時しかりいろいろあります。

「強み」は、他者と比較するうえで強調されるべきセールスポイント、他の人にはない自分の良さということでしょう。

よく「自分の強みがわからない」とおっしゃる方がいますが、素直になって冷静に自分を見つめれば意外に自然とでてくるのではないでしょうか。

まわりからいいねと言われたり褒められたりすることで、自分がいままで気が付かなかった強みに気づくときもあります。

よく考えても見つからない。。。のであれば、まわりの方に聞いてみましょう。よく自分のことを見ている同僚、家族、友達。彼女彼らに「わたしの強みってなんだと思う?」と聞いてみるのです。意外と自分よりわかっています。

個人的なことで恐縮ですが、私は自分の声にコンプレックスをもっています。低くてちょっとくもっている感じが自分ではずっと満足していませんでした。留守電に声を残すのさえ苦手でした。学生時代アナウンスに興味があったのですが、「あなたは声が低いからアナウンス向きでないな。カメラか企画のほうが向いている。」と言われたこともありました。

でも最近、「低くて落ち着いて話しているように聞こえる。」(本当は天然であわてんぼですが)とか、「安心感があっていい。」とかおっしゃってくださる方々がいました。今までコンプレックスに感じていた声が、コーチとしての自分の強みというか、よさの一つに変っていった瞬間でした。

「そうなんだ。この低い声でもいいんだ。というか、この声は今の仕事にはむしろ向いているんだな。」といった気づきをいただくことができました。

他の方からの評価やコメントは大切にしたいですね。たとえよいコメントでも悪いコメントでもです。そこから何らかの気づきを得て、これから先どう進んでいくかを考えるヒントになります。

そこから自分は、より一層何を磨いていくかを考えていくことができます。

日々、あせらず たゆまず おこたらず、ですね。

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